昨日は、吹雪でとても寒い日だったので、
畑仕事は出来ず、家で「薪を焚く・Hel Ved」を読み返していました。
薪ストーブユーザー・薪人の必読書です。
「夜が更けて、我が熾きを灰に埋める 一日の終わりに。
神よ、我が熾きを決して消し給うことなかれ」
”中世ノルウェーの民間信仰における炎の祈り” で、
”ストーブの中で、熾きが消えてしまうと、
悪の力が家の中に入り込んで来ると考えられていた。”
極寒のノルウェーでは、薪で暖を取ることは生きることで、
火が消えることは生死に関わる切実な問題でだったことは
想像に難くない。
「世界で一番長く燃え続けている火は、おそらく、イランの都市
ヤズドにあるゾロアスター教寺院の聖火で、この火は西暦470年から
すっと燃え続けている。・・・」
ゾロアスター教(拝火教)は、高校の世界史に出てきたと思うけど、
現存しているとは思いませんでした。
因みに
最澄:不滅の法灯 西暦788年~
空海:消えずの火 西暦806年~
日本は凄いです。
火と言うことで、ギリシャ神話のプロメテウスの話を
ふと思い出しました。
思考回路が短絡しているのかも。
柿の木の剪定は終わったけど、枝が多いような気がして、
仕上げ剪定することに。
明日には終わりそう。
帰路、千鳥ヶ浜に寄りました。
夕陽を見ていると、なんだか、気持ちが落ち着きます。
冬はもうすぐ終わり、なごり雪の季節へ。
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